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教育のポイントのひとつ

清潔な食器今、教育のなかで重要なポイントの1つとされて注目を集めているのが「食育」というものです。
ここ数年でよく聞くようになったものですが、その内容についてしっかりと理解しているでしょうか?

この食育がよく重要であると聞かれるようになった背景として、平成17年に制定された「食育基本法」というものがあります。
これは子供達が健全な心と体を培うためには「食」に対する教育というものが欠かす事ができない、という理念から制定されたものです。
これまで重要とされてきた「知育」「徳育」「体育」に加え、新しい四本目の柱として「食育」を考える、ということがスタート地点となっているわけです。

食というのは人間のみならず動物すべてが生命維持を行うために欠かすことが出来ない存在です。
であるからこそ、何を、どう、どれぐらい食べるのかによって、身体に対して大きな影響が与えられることになります。
これについて自分で考え、食と安全、健康の関わりを学んでいくのが食育の根幹です。

食育と親

食育というのは、学校や教育機関が子供に対して行うものだけを指しているわけではありません。
同時に、子供を育てる親に対しても行われる必要があるものです。
実際、子供が食べるものというのは親に依存しているわけですから、親が食育について理解していなければ、家庭において正しい食生活を実現することが出来ないためです。

そのため、行政としては子供を持つ親を対象にした食育講座なども行っており、その重要性の範囲というのが拡大してきています。
しかし、これと合わせて、教育環境における「食」への問題というのも生じてきました。
その1つであるのが「給食費未納問題」です。

多くの学校が給食制度を取っており、そのための費用として給食費が必要となります。
この給食費を未納している親が、存外多いのが現在の問題です。
なぜ、給食費を払わない親が多くなってしまっているのでしょうか?
その背景について知り、今後の対応について考えていく必要があるでしょう。

>>なぜ起こる?給食費の未納問題
未納問題の本質は経済的理由だけではないことについて