「物理」ってなに?どんな勉強?

理系に進学するなら必須となる科目の「物理」

「物理」は小中学校までは「理科」の一単元として扱われていた項目で、高等学校から独立して学習することになる科目です。

よく日常生活でも「物理的に無理」といったような言い方をすることがありますが、これは「物理」が実際に起こる力学を中心に学習することからきています。

具体的には「物理」科目で扱われるのは電磁気や波動、熱力学といったような項目です。

小学校での理科としてはその最初の段階として、車輪をつけた車に力を加えて直進させたり、豆電球を使って電気を通したりといった実験を行いますが、高等学校からの「物理」ではそれをより具体的な計算式によって解明していきます。

これらは実生活における工業系技術にそのまま直結していくものなので、高等学校卒業後に専門的な理系課程、とりわけ工業科に進学をしようと考えている人ならば学習は必須です。

高校物理の新課程では、それまで「物理Ⅰ」「物理Ⅱ」とされてきたものが「物理基礎」と「物理」という2つの科目となりました。

「物理基礎」においては上記で紹介したような現実にあるエネルギーや物理現象について基礎的な部分を学ぶとともに、ドップラー効果やボイル・シャルルの法則などといった法則や公式を学んでいきます。

新課程の「物理」ではそこにさらに「原子」という分野が加わり、これは選択ではなく必修科目として設置されています。

物理の効果的な学習方法

物理は他の理科科目である化学や生物と比較して、暗記をする内容が少ないということが特長です。

数学と密接な関係があり、代数や幾何といった計算ができることを前提として学習していく部分もかなりあります。

何よりも論理的な思考が必要になることから、一つずつの単元をしっかりと理解して、そこから新しい知識を積み重ねていくようにすることが主な学習方法となります。

高等学校の理系特進クラスになると高度な物理の授業をしていくことになりますが、これが1年次につまずくようなことになると、全く勉強についていけなくなるようなことも起こってしまいます。

学習をしていて分からない部分があった時には、一度前の単元に戻り、そこできちんと理解ができているかをチェックしていくという方法が必要になってくるでしょう。

テストや受験問題においては、暗記をすれば解ける問題ではなく、公式や計算方法を理解していないと回答できない論理問題が出されます。
そのため、繰り返し問題集をあたっていき、類似の問題を解けるようにしていくという学習方法が必要になってきます。

また新設された「放射能・原子力の利用」はかなり難易度の高い単元なので、集中的に学習したいところです。