「音楽」ってなに?どんな勉強?

表現や鑑賞活動を通して感性を育てる「音楽」

「音楽」は、小学校入学以前より広く体験をすることになる芸術科目です。
子供の遊びとしても音楽を聞いたり、それをもとに自分で演奏や歌唱をしたりということは当たり前に行なわれていますが、中学・高校に進学することでより高度な内容を学習していくことになります。

学習指導要領では音楽教育の目的は「表現及び鑑賞の活動を通して」音楽を愛する心を養い「音楽活動の基礎的な能力を培い、豊かな情操を養う」というものです。

小学校までの音楽ではリコーダーなどの楽器を実際にあつかい、その演奏を通して成績がつけられることになります。

中学校においても同様に自身で楽器を譜面をみながら演奏をしていく課程が組まれているとともに、有名な楽曲について作者や時代についてテストで問われることになります。

音楽活動は芸術分野の一つですが、この教育を通すことにより「生きる力」を養うことができるものとしています。

音楽を自身で演奏するという表現は、心を豊かにしていくことができるとともに、他の人との気持ちをあわせる活動ができるからです。

合唱や合奏をしていくときには気持ちを一つにすることが必要になりますし、他人の演奏を聞きそこから何かを感じ取っていくということは、教科学習以上の教育効果を与えることができます。

また音楽教科においては普段よく耳にする日本の音楽やクラシック音楽だけでなく、各国の民族音楽なども学んでいくことになります。

それぞれの地域の音楽文化は歴史と深いかかわりがあることから、国際的な理解を深めてグローバルな視点を得ることが可能です。

音楽の効果的な学習方法

学校教育における音楽は「表現」「鑑賞」の2つの分野があります。
高等学校に入ってからは音楽教科は選択性になりますが、基本的にはこの2つは同時並行で行われるものです。

地域活動として音楽活動をしている高校も多く、クラス単位や学校単位で音楽コンクールに出場するという活動もあります。

成績はテストの点数だけでなく、合唱や合奏のできにより付けられていくことになります。
基本的には譜面を間違えずに演奏することができれば合格点がつくという形です。

高等学校の中には音楽科を設置しているところも多く、そうしたところでは音楽大学への進学を念頭に、通常の教育課程にとどまらない高度な音楽教育をしていくことになります。

有名なところとしては東京芸術大学音楽学部付属音楽高等学校などです。
この東京芸術大学音楽学部の付属高校は通称「藝高」と言われており、高校では最高峰の音楽科としてダントツの人気があります。

音楽科のある高等学校への入学では受験科目に音楽の実技があるなど、あらかじめ一定の音楽スキルがある人を前提とした課程が組まれています。