
親のモラルハラスメント
親のモラルハラスメントは危険な状態
日本でもパワハラ、セクハラという言葉は有名ですが、モラルハラスメントという問題も注目されるようになりました。
自分の価値観やルールを押しつける、ということはそれがお子さんが嫌だと思っても断ることができない状況に追い詰められているということです。
一般的に正しいことだと思われがちなことだったとしても、お子さんにとってはかなり嫌なことであったり、大きな精神的な負担だったり、という場合があります。
これは、特に子ども時代であれば、健全な精神を大きくゆがませることになってしまう可能性があります。
モラルハラスメントをする側が親の場合、お子さんにとってその価値観が有益である、ためになっていると思いこんでいることがあります。
その場合、特に幼少期のお子さんである場合には、その状況を断ることが出来なくなってしまう、ということがあります。
これは精神的にも追い詰められてしまう、という結果になってしまうことがあります。
もし、保護者の方で、お子様にその可能性がある、と思われる方はぜひお子様の健全な精神と育成のためにも、意識を変えることをおすすめいたします。
通称“モラハラ”は広がっている
モラルハラスメント、通称モラハラは近年、増加傾向にあるということが指摘されています。
周囲にはそのような実態があるか、ということがあまり知られていないことや、家庭内のことであるため、周囲から干渉できない、ということも問題に拍車をかけてしまっているところがあります。
しかし、実際にはお子さんの将来に関わることであるため、ぜひ早めにこの問題は解消するようにすることが望ましいといえます。
もし、モラハラの危険性があるのでしたら、問題をそのままにしておくことなく、出来る限り早めに解消されるようにしてください。
特に周囲から見て、その可能性がある、と考えられることがあるのでしたら、お子さんの精神的な負担も考えて改めるようにしてください。
独自ルールはモラハラへの第一歩
モラハラになりやすいケースとしては、家庭内で独自ルールを設けている、ということです。
これは社会全体に言えることですが、そのルールに対してノーと断れることができない環境を設けてしまっている、ということです。
これは、大変危険なことであり、間違った方向性に進みがちなことです。
お子様のことを考えるのでしたら、精神的にも負担にならないように、極端な負荷がかからないように配慮することが望ましいといえます。
この点はもし、何か該当することがあるのでしたら、出来る限り早めに改善するようにするなど、対策を十分に取ることをおすすめいたします。
モラハラは外で目立たないことだけに、十分に問題がないか考えておくことが望ましいといえます。