「数学」ってなに?どんな勉強?

論理的な思考により数式を解く「数学」

「数学」は、小学校までは「算数」であった教科が、中学校以降の教育で行われるようになる科目です。

「算数」の目的は日常生活で必要となる「よみ・かき・そろばん」を身につけることですが、「数学」はそれにとどまらない高度な思考力を身につけるための教科となっています。

小学六年生までの算数は、足し算や引き算などの四則演算を中心に、さらに図形の面積の求め方や比例・反比例といったグラフの作り方、さらに資料の調べ方として平均や度数分布の仕方を学ぶ教科です。

中学校に入ると四則演算に正の数・負の数という概念が入ってくるとともに、図形の相似や円周率などの哲学的な思考能力が問われる問題が行われるようになります。

高等学校になるとさらに問題は複雑になり、「ドモルガンの法則」など公式を用いて問題を解くという問題が中心になってくるのです。

高等学校の数学は学校によりどのカリキュラムをとるかが変わっており、分類方法として「数学Ⅰ」「数学Ⅱ」「数学Ⅲ」「数学A」「数学B」といったものがあります。

将来的に理系学部へ進学を考えているクラスでは、より高度な数学科目を受けます。
高等学校の工業科では「工業基礎数理」といった、物理やコンピュータを使ったデータ処理といったような実務的な分野の数学を習うことになるでしょう。

数学の効果的な学習方法

数学は苦手意識を持つ子供が最も多い教科です。
反対にもともと数学を得意とする子供にとっては、最もわかりやすくやりがいを感じる教科となっています。

国公立大学を受験するためには必ずセンター試験を受けることになるので、できるだけ苦手意識を持たずに勉強を進めていくことができるようにすることが重要です。

数学でつまづくポイントはだいたい決まっており、そこでどれくらい繰り返し理解できるまで学習ができるかということがポイントになります。

数学の場合はそれまで習った知識を基礎にして次の勉強を積み重ねていくことになるので、一つつまずいたままの部分があると、そこから全く追いつけないという状態に陥ってしまうものです。

つまずきやすい場所の代表的な場所としては、まず「負の数」という概念があります。
また「x」や「y」などの代数を使った計算も、最初の概念が理解できないとその先が全く理解できません。

もし問題そのものの考え方が全くわからないということになったら、まずはその前の単元に戻り、概念部分から理解ができているかというチェックをしていくことが大切です。

最初から理解できる人はさっと理解できてしまう部分ですので、学習をするときには、かつてつまずいたことがあるような、できるだけ思考が似ている人から教えてもらうのがおすすめです。