モンスターペアレントの特徴

教育現場が抱える悩み

昨今、教育現場において大きな問題となっているのが「モンスターペアレント」です。
直訳するのであれば「怪物的な親」ということになるでしょう。
では、そもそもこのモンスターペアレントというのはどのような人たちのことを指しているのでしょうか?

一般的にモンスターペアレントの定義として、学校に対して非常識かつ理不尽な要求を行う人物のこと、とされています。
つまり、要求は行うものの、それが社会通念上正しいことなのであれば、モンスターペアレントではありません。
これについては学校側に問題があります。
ちなみにアメリカにおいてはヘリコプターペアレントと呼ばれています。(常に子供の上を旋回するように過保護であることから)

なぜモンスターに?

では、なぜモンスターペアレントが生まれてしまうのでしょうか?
その背景にはいくつかの理由が考えられます。
まずひとつとして、子供に対して妄信的な溺愛を抱いている、ということです。
そのため、例えば教師に叱られた、ということがあると、子供は間違っていない、教師が間違っている、と暴走してしまうわけです。

もう一つの特徴として「人付き合いが苦手」であることが挙げられます。
周辺に親の友達がおらず、価値観を共有出来ないためにこういった事態に発展している例もあるわけです。

モンスターペアレントを生み出さない教育環境を構築すべき

海外では、日本以上にモンスターペアレントの問題が深刻化していると言われています。
どのような事例があるのか見てみましょう。

たとえば、アメリカでは「子どもの顔を叩いたから25万ドル請求する」という治療費の請求事例があるそうです。
これは、子どもの顔に値段(100万ドル)を付け、そのうち4分の1の面積分を叩いたから、一定の損害賠償を支払うべきだという内容だったといいます。
訴訟社会のアメリカならではのクレームですが、体罰に対するモンスターペアレントの訴えとして行き過ぎたもので、現地でも相手にされていないようです。

モンスターペアレントの行き過ぎた行動を防止するには、初めから親と教師が信頼関係を構築する必要があるといわれています。
教師側も親に対して事前の説明をすべきですが、親側も「クレームを付けるメリットの少なさ」を理解し、学校教育について広い心で考え、教師に理解を示すことが最善とされています。
双方の歩み寄りができる環境を早めに構築し、モンスターペアレントが生まれない環境を作りましょう。