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いじめが発覚した際にとるべき行動

正しい親のアクション

子供がいじめられている、ということが発覚した時、親としてはどのようなアクションを起こすべきなのでしょうか?
まずやってはいけないことであるのが、いじめている子供の家に突撃し、親がその子供とその親に対して個人的報復を行うことです。
暴力による応酬を行なっても、いじめの問題は解決しません。
もちろん、そうしてやりたい気持ちは理解できますが、ぐっと押さえて理性的な解決を図るようにしましょう、理はこちらにあるのです。

まずするべきことは、学校に連絡を行い、事情を聞くことです。
ともかく直接対処を行うのではなく、必ず学校を噛ませるようにしましょう。
いじめの多くのは教育環境の問題によって発生しているものであり、担任の問題を解決すると解決するものが多いためです。

いじめが起きないように

親の立場からすると、いじめは子ども同士の問題、あるいは学校で処理すべき問題と考えるかもしれません。
しかし、いじめられている子どもの問題を考えると、家庭内に問題があることも考えられます。

まず、いじめの問題解決に向けて、保護者が子どもに愛情を注いであげる必要があるという意見があります。
家庭教育が大きな影響を与えていると考えられるからです。

一度いじめられた子どもは、いじめの、負のスパイラルに巻き込まれてしまうことがあります。
子どもは、自分がいじめられているときに、親へ教えてくれることは少ないです。
そのため、親は「いじめられている」と察知したら、早めに子どものケアしていきましょう。

学校が解決できない場合

学校に連絡をしてもいじめの問題が解決できないのであれば、他の手段を頼る必要があります。
例えば、暴力を伴ういじめが行なわれたのであれば、警察に連絡をしても構いません。
いじめという言葉で矮小化されがちですが、やっていることは暴行罪に他ならず、公権力の力を頼ることが可能です。

また、それでも状況が動かないのであれば、事の仔細をマスコミにリークするのも1つの方法です。
世間の目に晒されると、公的機関というのは動かざるを得なくなります。

学校では、子どもの問題を解決できないことも少なくありません。
親の対応次第で、子どもの人生が変わるので、できる限りの対応を心掛けていきましょう。